特別コレクション

特別コレクションとは「二宮に造詣が深く、活躍した人物、または事項について、あらゆる資料を収集する」という館の方針に基づいて、継続して収集している資料です。 現在、「山川方夫」「柴野拓美」「原石鼎」の3氏に関する資料を特別コレクションと定めて収集しています。所蔵冊数は、387冊です(2013年3月現在)。絶版などの理由で現在入手困難となっている貴重な資料が多いため、通常は書庫に保管しています。

山川 方夫(やまかわ まさお)

作家 / 本名:山川 嘉巳(やまかわ よしみ) /1930年~1965年

☆図書館だより
第4号(2003年7月号)(PDF:231KB)
第43号(2010年5月)(PDF:429KB)掲載

疎開をきっかけに、1944年より二宮に暮らす。『日々の死』『最初の秋』など、二宮町が舞台となっている作品も多数。

1965年、二宮駅前での交通事故により34歳で急逝。

所蔵リスト・・・山川方夫所蔵コレクションの一覧です

柴野 拓美(しばの たくみ)

SF作家・翻訳家・評論家 /ペンネーム:小隅 黎(こずみ れい) /1926年~ 2010年

☆図書館だより
第17号(2005年9月号)(PDF:254KB)
第28号(2007年7月)(PDF:222KB)掲載

1957年、日本最初のSF同人誌『宇宙塵』を創刊、代表を長く務めた。日本のSF界を代表する存在として、世界的に活躍。 1977年より、二宮町に在住。2010年、病状が悪化し83歳で逝去。二宮町図書館に多数著書等を寄贈された。

所蔵リスト・・・柴野拓美所蔵コレクションの一覧です

原 石鼎(はら せきてい)

俳人 /本名:原 鼎(はら かなえ) /1886年~1951年

☆図書館だより
第20号(2006年3月)掲載(PDF:259KB)

高浜虚子に認められ、その才能を高く評価された、近代を代表する俳人。1921年に俳句雑誌『鹿火屋』創刊、主宰。1941年より二宮に隠棲し、療養生活を送った。

所蔵リスト・・・原石鼎所蔵コレクションの一覧です