二宮とダダの作家たち~無想庵(むそうあん)・新吉(しんきち)とその周辺~
- 掲載日2010年1月1日
展示期間
2010年1月~3月
展示内容
大正11年から12年にかけて、作家の武林無想庵が二宮(原田)に住んでおり、交流のあった高橋新吉・辻潤らも二宮を訪れました。彼らは“ダダイスト”と呼ばれ、新吉は、日本で初めてダダの詩を発表しています。展示では無想庵の関連資料を中心に、新吉の詩集や無想庵の妻文子の著作、当時の二宮の様子や関東大震災の状況などが描かれた資料『むさうあん物語』も展示しています。
(“ダダ”とは1916~22年頃欧米に起った反文明・反合理的な芸術運動。)